旧日本軍「特攻艇」の秘匿壕(渡嘉敷島)


根元家
この洞窟に特攻艇が隠されていました。中には入れません。


とかしくビーチのホテル「マリンビレッジ」近くの山裾に、入口の高さ2.30m、幅3.00mで奥行きが12.2mほどの洞窟があります。この洞窟は、沖縄戦における旧日本軍「特攻艇」の秘匿壕です。黒色千枚岩の堅い岩石をくりぬいて築かれています。

現地の説明板には、次のとおり記されています(原文のまま)。
この洞窟は沖縄戦における旧日本軍「海上特攻艇」の秘匿格納壕である。
この壕は、黒岩千枚岩の堅い岩石をくりぬいて構築されているが、壕の掘削には主に朝鮮人軍夫があたり、島の女子青年が協力をしたと伝えられている。
特攻艇は「マルレ」と呼ばれ、ベニヤ板製で船幅1.8米、艦長5.6米、重量1200Kgの半滑走型ボートで120kgの爆雷2個を搭載し、米軍艦艇を特攻攻撃するための秘密兵器だった。
当時、渡嘉敷島には赤松嘉次大尉率いる「海上挺身戦隊第三隊」(特攻艇100隻、人員540人余)が配備されていた。
渡嘉敷村教育委員会



特攻艇秘匿壕入口 特攻艇
特攻艇秘匿壕入口 特攻艇、現地の説明文からcopy


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