クバンダキ展望台(渡嘉敷島)


阿波連ビーチ
クバンダキ展望台
阿波連ビーチ
展望台から阿波連ビーチ


阿波連(あはれん)の海と慶留間島、阿嘉島、座間味島方面を見渡せる絶景地です。360度の展望があります。

阿波連ビーチを左手に見ながら西へ進んでいくと岩のトンネルがあります。それをくぐって突き当りを右に行くと左に疑似木の階段があります。登れば正面にコンクリートの展望台があります。クバンダキ展望台(Google mapは阿波連展望台)といいます。

クバンダキは、阿波連ビーチの西にある岬で、この岬は、中心部が標高27メートルの丘になっています。この丘には、東から登る遊歩道があり、頂上は展望台になっています。この展望台の西側すぐ下にクバンダキの拝所があります。この拝所がクバンダキといわれるのは、この一帯をクバ山と呼んでいるからですが、座間味村の久場島(くばじま:慶留間島の西にある)へのお通 し(ウトゥーシ: 遥拝)を行う拝所であることに因(ちな)む名前であるともいわれています。慶留間は”げるま”と読みます。

阿波連では、種取りの神様は、天から久場島に下り、久場島から阿波連に来訪すると信じられています。そこで、久場島に真向う位置のクバンダキが久場島へのお通しの拝所となっているのです。また。唐や大和への旅の途中とか漁など、島の外で亡くなって遺体が上がらない人に対して7月に行うタビジュウコウ(旅焼香)は、この拝所で行っていました。

このクバンダキの背後にあるクバ山には、クバが密生しています。昔、唐船が近くに停泊したとき、唐船の帆に使用するクバの葉はここから取り、その葉をヒナングヮと呼ばれる小屋にいれて蓄えたといいます。さらに近くには、トウシンドゥマイ(唐船泊)という場所があって、日頃は立入ることが許されなかったそうです(一部、渡嘉敷村のHPを参考に作成)。



阿波連ドーム 展望台から
この自然にできたトンネルをくぐる 展望台から座間味村の島々を見る
拝所 クバ林
拝所か?。しかし香炉がない。お賽銭はいっぱい 周辺のクバ林


地図をご覧になる方はコチラから ⇒ クバンダキ展望台



◎このサイトでご紹介している渡嘉敷島の名所・史跡などについては、次の ⇒ コチラからとリンクしています。
・赤間山の烽火台跡 ⇒ コチラから
・阿波連 ⇒ コチラから
・阿波連園地 ⇒ コチラから
・ウニギラマの伝説 ⇒ コチラから
・海神宮 ⇒ コチラから
・学問の神様 ⇒ コチラから
・旧日本軍「特攻艇」の秘匿壕 ⇒ コチラから
・クバンダキ展望台 ⇒ コチラから
・クミチジ山 ⇒ コチラから
・白玉之塔 ⇒ コチラから
・戦跡碑 ⇒ コチラから
・照山 ⇒ コチラから
・渡嘉敷神社 ⇒ コチラから
・とかしくビーチ ⇒ コチラから
・根元家の石垣 ⇒ コチラから
・船蔵御嶽 ⇒ コチラから
・船越原遺跡 ⇒ コチラから
・前島 ⇒ コチラから

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