アヤミハビル館


アヤミハビル館岩


ヨナグニサン

ヨナグニサン(HP「珍獣図鑑」からお借りしました)
 

与那国島に生息する世界最大の蛾(ガ)、ヨナグニサン(方言名:アヤミハビル)の展示館です。

ヨナグニサンは、羽を伸ばすと25〜30センチにもなるものもあるそうです。沖縄県指定の天然記念物で、与那国町のチョウに指定されています(厳密に言うとチョウではありませんが、フランスやドイツでは、チョウとガの区別はないそうです)。左の写真のような赤褐色に白、赤や黒の模様がついています。開発や乱獲によって、一時は絶滅の危機に瀕したこともあり、希少価値から売買の対象にされたこともありました。現在は、保護、増殖に努めた結果、個体数を回復しているそうです。


アヤミハビル館では、ヨナグニサンの標本の展示のほか、与那国島の人々とアヤミハビルの関わりやその他の昆虫、動物などの紹介、絶滅危惧種(レッドデータ)の展示など体験学習の機能を備えているとか。

ヨナグニサンは蛾なので、昼間は木の葉などに隠れて夜になると活動します。オスの寿命は4〜5日、メスは5〜9日と短いそうです。夜間、車を運転していると、ヘッドライトにおびき寄せられるので見ることができる と地元の方が話しておられました。なお、ゴジラの映画にモスラが出てきますが、モスラのモデルはヨナグニサンだそうです。モスラは羽を広げると100メートルもありましたが、30センチのヨナグニサンでもバサバサと羽音をたてて近づいてきたら恐怖ですね。

同館の入館料は、大人500円、小人300円。開館時間は、10:00〜16:00(昼休み12〜13時)。休館日は、火曜、祝祭日、慰霊の日(6/23)、年末年始。

私は、ここに朝の8時30分ころに着きました。駐車車両もなく、入口も閉まっていて人の気配もなかったので閉館したのかと思い、外観だけ撮影して次の目的地に向かいました。自宅に帰って宇良部岳のページを作成するときに調べて分かったことですが、まだ開館時間前だったのです。このため、私はヨナグニサンの実物を見ることができませんでした。なお、この建物は、道路から少し入ったところにあります。道路からは見えないので、国泉酒造の建物の前を右奥まで進んでください。

地図をご覧になる方はコチラから ⇒ アヤミハビル館 私は祖納の集落から歩いたので30分くらいかかりましたが、車なら10分とかからないでしょう。



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