東崎(あがりざき)


東崎灯台
東崎灯台

ここは、馬や牛の放牧地です。地名は東崎と書いて「あがりざき」です。東は太陽が上がるので、沖縄では東は「あがり」と読みます。反対に西は陽が入るので「いり」です。与那国島の西端にある西崎は「いりざき」と言います。

駐車場から一歩足を踏み入れると、おびただしい馬や牛の落とし物だらけです。てんこ盛りでうず高い大盛もありました。車を降りたところから灯台までは少し距離があります。そのため、落とし物を踏まないよう下ばかりを見て歩きました。また、ガイドさんは、馬の後ろには絶対に立たないよう再三注意をしていました。馬の後ろにいると蹴られることがあるのだそうです。

東崎には風力発電の風車が2基立っていました。ということは、ここは風の強い所なのでしょう。しかし、1本の風車は羽根がありません。ガイドさんの話では数年前の風速80メートルの風で折れて、どこかに飛んで行ってしまったそうです。私も この日、キャップが吹き飛ばされそうでしたので、後ろのアジャスターをしっかり止めました。

途中にある展望台には、老朽化のためかロープが張られ、登ることはできません。島の最東端にありますですので、その前には海以外、何もありません。海から上がってくる朝日を見るには絶好のスポットでしょう。天気が良ければ西表島が望めるそうですが、この日はあいにくの曇天でしたので、見ることはできませんでした。



東崎入口 テキサスゾーン
東崎入口 テキサスゾーン


歩いているところからは分かりませんが、ここは、海面から100mも高い所にある断崖絶壁だそうです。岬の先端に灯台があります。「ハイサイおじさん」で知られる喜納昌吉(きな しょうきち)さんの「東崎(あがりざち)」は、この岬のことを歌った曲です。この歌をお聞きになりたい方は ⇒ コチラから。 深夜の場合は、ボリュームにご注意ください。



東崎上空写真  

なお、与那国馬は、ここだけでなく、久部良(くぶら)集落の南牧場や空港西の北牧場でも見ることができます。体高は、大きくても120センチくらいと小型で、ポニーに分類されるそうです。40年ほど前には30頭まで減りましたが、その後、保存に努め、今では150頭くらいまで回復しています。
また、牧場のあるところには、放牧されている牛馬が牧場の外に出ないよう上の写真のようなテキサスゾーンという溝が各所に設置されています。黄色のゼブララインが目印です。自転車やバイクは車輪がハマってしまうことがあるのでご注意ください。自動車もテキサスゾーンでは徐行してください。

左の写真は、Google map上空写真の東崎です。




与那国馬
与那国馬


地図をご覧になる方はコチラから ⇒東崎灯台。東崎へは、空港から車で15分くらいです。

◎与那国島全般の案内は、⇒ コチラからご覧ください。
◎このサイトでご紹介している与那国島の観光地については、次の「⇒ コチラから」とリンクしています。
・東崎灯台 ⇒ コチラから
・軍艦岩 ⇒ コチラから
・立神岩 ⇒ コチラから
・Dr.コトー診療所 ⇒ コチラから
・日本最西端の碑 ⇒ コチラから
・久部良バリ ⇒ コチラから
・アヤミハビル館 ⇒ コチラから
・ティンダバナ ⇒ コチラから
・浦野墓地群 ⇒ コチラから
・与那国島の凱旋門 ⇒ コチラから
・与那国島の海底地形 ⇒ コチラから
・宇良部岳 ⇒ コチラから


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