与那国島の凱旋門


与那国島の凱旋門


与那国島のピラミッド  

日本最西端の島・与那国島に凱旋門があります。と言ってもフランスの凱旋門に似せて作られたイミテーションです。フランスの凱旋門は高さ50メートル、幅45メートルありますので、それに比べればミニチュアのようなものですが、細部まで良くできています。

そして、その凱旋門の奥には、別荘のようなピラミッドがあります(左の写真)。ガイドさんの話では、その正体は「個人のお墓」だというのです。総工費は「1億円」。島では「1億円のお墓」とも呼ばれているそうです。敷地は、何と約1500坪です。沖縄のお墓は本土と比べると大きく、一軒家よりも大きい墓も普通にありますが、それでもこの墓は、桁違いの広さです。持ち主は与那国の出身者だそうです。

ガイドさんに門の中に入ってもいいですか?と聞いたら、管理人はいないそうですが、人のお墓ですので、遠慮しましょうとのことです。「ハイ、ごもっともです」

実は、今回、与那国島を一周しましたが、一番インパクトの大きい観光名所、いや迷所?(注)でした。島の発行しているガイドブックには載っていません。観光バスは、停車しただけで素通りしましたので、宿に入ってから もう一度、訪ねました。場所は、祖納集落からも近い浦野墓地群に一角にあります。

(注)迷所?…このサイトの別のページに書いたことですが、日本三大ガッカリ名所というのがあります。旅行好きの方ならご存知かもしれませんが、有名な観光地なのに行ったらガッカリするという名所と言うか、迷所?です。ひとつは "札幌市の時計台" です。ガイドさんから「右手に見えるのが、札幌時計台です」といわれ、高いところにあると思って上の方ばかり見ていましたので、なかなか見つけられませんでした。そのくらいの大きさでした。写真と実物がこんなに違うという見本のような名所です。廻りの建物の谷間に埋没していました。二つ目は "高知のはりまや橋" です。橋の長さより幅の方が広いという情けない橋です。歩道と車道の間に欄干だけがあり、橋だというのに川はありませんでした。そして三番目が那覇の "守礼門" でした。今は首里城も復元されましたので、ガッカリする人は少ないと思いますが、門しかなかった時代には、皆さん、そう思ったでしょう。

地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 与那国島の凱旋門 出かけるときは、地図を持ってお出かけください。目印になるようなものもなく、どこも似たような道ですので帰るときに迷いやすいです。祖納に泊まっているなら歩いても近いです。



◎与那国島全般の案内は、⇒ コチラからご覧ください。
◎このサイトでご紹介している与那国島の観光地については、次の「⇒ コチラから」とリンクしています。
・東崎灯台 ⇒ コチラから
・軍艦岩 ⇒ コチラから
・立神岩 ⇒ コチラから
・Dr.コトー診療所 ⇒ コチラから
・日本最西端の碑 ⇒ コチラから
・久部良バリ ⇒ コチラから
・アヤミハビル館 ⇒ コチラから
・ティンダバナ ⇒ コチラから
・浦野墓地群 ⇒ コチラから
・与那国島の凱旋門 ⇒ コチラから
・与那国島の海底地形 ⇒ コチラから
・宇良部岳 ⇒ コチラから

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