日本最西端の碑


日本最西端の碑
日本最西端の碑

ここは日本最西端です。つまり、日本で一番西に位置する島「与那国島」の、そのまた一番西にあるところです。ということは、日本で最後の夕陽が見える場所なのです。

与那国島を訪れる観光客が、必ず立ち寄る景勝地のひとつです。町のHPには、北緯24°27’00”、東経122°56’04”と書かれています。そう言われても、ピンときませんが…。与那国島は、面積は沖縄県内の離島では7番目の大きさで、周囲は約28kmの東西に長い島です。珊瑚でできた島の多い沖縄の島の中では珍しい火山島です。私が今回、与那国島に行った理由の一つは、日本最西端の地に来ることでした。

この場所は、カジキ釣りで有名な久部良(くぶら)集落の西崎というところにあります。読み方は「いりざき」です。西は太陽が沈む方向、つまり太陽が入るのでイリです。ご参考までに東は太陽が上がるのでアガリです。沖縄本島でも、この島でも西は「いり」、東は「あがり」と読みます。ここから台湾までは距離にして111kmしか離れていません。私が訪れた時には見えませんでしたが、ガイドさんの話では、天気さえ良ければ台湾の島影を見ることもできるそうです。

また、ここ久部良集落は、ドキュメンタリー映画「老人と海」のロケが行われたところでもあります。沖縄に古くから伝わるサバニと呼ばれる小舟での漁にこだわり、与那国島で巨大カジキの一本釣りに挑戦し続ける82歳の老人「糸数 繁(故人)」さんの漁を追った映画です。久部良港から出た糸数さんが、西崎に立つ灯台を目印に島を目指すシーンもありました。余談ですが、亡くなった俳優の松方弘樹さんも、この久部良漁港から出航してカジキを釣りに行ったそうです。松方さんの別荘は漁港の近くにあったそうです。

ここには展望台と灯台、そして日本最西端の碑が建っています。与那国町観光協会(与那国町複合型施設内1階の協会事務所や空港案内所など) に行けば、「日本最西端の証」を1枚500円で発行してくれます。

なお、日本の一番端があるのは北海道と沖縄で、最北端は稚内(わっかない)の宗谷岬、最東端は根室(ねむろ)の納沙布(のさっぷ)岬、最南端は波照間(はてるま)島です。 このページは、与那国町のHPなどを参考に作成しました。



与那国島と台湾の地図
碑の横にある建物の床に書かれた与那国島と台湾の地図


地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 日本最西端の碑 空港から車で15分くらいです。



◎与那国島全般の案内は、⇒ コチラからご覧ください。
◎このサイトでご紹介している与那国島の観光地については、次の「⇒ コチラから」とリンクしています。
・東崎灯台 ⇒ コチラから
・軍艦岩 ⇒ コチラから
・立神岩 ⇒ コチラから
・Dr.コトー診療所 ⇒ コチラから
・日本最西端の碑 ⇒ コチラから
・久部良バリ ⇒ コチラから
・アヤミハビル館 ⇒ コチラから
・ティンダバナ ⇒ コチラから
・浦野墓地群 ⇒ コチラから
・与那国島の凱旋門 ⇒ コチラから
・与那国島の海底地形 ⇒ コチラから
・宇良部岳 ⇒ コチラから

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