子の方御水(にぬふゎうびい)


子の方御水


那覇市首里大名町の末吉宮に参拝してさらに東に進むと、「子の方御水」という井泉があります。きれいな水が湧き出ています。井泉の前には「にぬふわうびい」とふり仮名がある石碑があります。その石碑には、次のとおり記されています。

東方の宇天軸みるく御水につなぐ水神で 子の方軸の岩下の泉ゆえ、その名が伝う
昭和五十七年三月吉日

「宇天軸みるく御水」の「みるく」とは、沖縄では弥勒(みろく)のことを「みるく」と発音しますので、仏教でいうところの弥勒菩薩のことでしょう。沖縄では、古来のニライカナイの信仰と合体して、海の彼方の楽土から豊年を運んでくる五穀の神と考えられています(ただし、みるく神と弥勒菩薩とは、容姿は全く違います)。
さらに御水の奥には、拝所がありました。

子の方御水 拝所
透明な泉です 奥には拝所がありました


末吉宮を取り巻く一大聖地である「子の方(にぬふぁ)」について、詳しくは ⇒ コチラから

地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 子の方御水 末吉宮の社殿を東に進んでください。すぐ分岐があります。右は下山道です。左に入るとすぐ目の前に見えてきます。

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