サキシマスオウノキ





この木は、「サキシマスオウノキ」といいます。沖縄本島の東村(ひがしそん)にある福地川の河口から800メートルほど上流の左手の国有林の中にあります。高さ18メートル、胸の高さの周囲約2.9メートルで、地上から1メートル余のところから大小15枚の板根(いたね=根が板のようになって地表に現れている)が、みごとな流線型のオブジェみたいです。この木は、サキシマスオウノキの中では沖縄本島で最も大きく、樹齢は100〜150年といわれ、村指定天然記念物となっています。私の所属するサークルの会長さんに連れられて見に来ましたが、初めて見たときは、「お〜!、これは何だ?」と思わず自分の目を疑うほど、すごいインパクトがありました。

この木はアオギリ科に属し、奄美大島以南の亜熱帯から熱帯にかけて見られます。このような板根を持つ木は、イヌビワ、オキナワウラジロガシなど、熱帯の木に多いそうですが、「サキシマスオウノキ」は特に特徴的で、高さが3メートル以上に達する板根もあるそうです。

日本で一番大きいといわれる「サキシマスオウノキ」は、西表島の仲間川の船着き場近くにあり、推定樹齢は 350年、高さ18メートル、板根の地際の周囲は35.1メートル、板根の高さは3.1メートルもあるそうです。昨年、西表島縦断ツアーに参加しましたが、仲間川は展望台から見ただけでしたので、西表島の板根を見ることは できませんでした。

Wikipediaによれば、沖縄では、かって この板根を切り出して、そのままサバニ(沖縄の漁業で使われていた船)のカジとして使用していたそうです。樹皮は染料、薬用としても利用されています。サキシマスオウノキを漢字で書くと「先島蘇芳木」と書きます。染料として利用されるスオウ(蘇芳木)に由来したもののようです。下の写真:右はこの木の実です。仮面ライダーに似ているので、子どもさんのおもちゃになると持ち帰る人が多いようです。



 




地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 東村

案内板の横の細い道を進んでください。最近、行った人の話では、道がカラー舗装され、きれいになっているそうです。


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