白保竿根田原洞穴遺跡(しらほ さおねたばる どうけついせき:石垣島)


白保竿根田原洞穴遺跡

ジェットが飛び交う新石垣空港で発掘が行われている白保竿根田原洞穴遺跡 ( HP「View point」からお借りしました)


白保竿根田原洞穴遺跡(しらほ さおねたばる どうけついせき)は、新石垣空港建設に伴って発見されたもので、旧石器時代から16世紀頃までの複合遺跡です。全身骨格がほぼ残ったものとしては、国内では最も古い約2万7千年前の人骨が発見されるとともに、国内で初めての旧石器時代の墓域が確認されています。 日本最古の全身骨格千点以上の骨が見つかっており、世界的に注目されています。

その遺跡から発見された人骨の一体の顔の復元が、平成30年4月発表されました。発表したのは、沖縄県立埋蔵文化財センターと国立科学博物館で、復元されたのは30代から40才前後とみられる成人男性。顔の長さが短く、彫が深く、顔の幅は広い。専門家の話では、縄文人や中国南部、東南アジアの旧石器人に似ているとか。こんな顔の人、沖縄では、よく見かけるような気がします?。

今回復元されたのは、保存状態の良い四体のうちの一体で、他の三体の顔も順次復元する予定だそうです。このページでは、先に復元が終わっている沖縄本島の港川フィッシャーから発見された港川人も、比較のために掲載します。

白保竿根田原洞穴からの復元写真は、沖縄県立埋蔵文化財センターのHPから。港川人は、沖縄県立博物館からお借りしました。

復元図 復元図
2万7千年前の白保竿根田原洞穴人の復元図(平成30年) 2万2千年前の港川フィッシャー人の復元図(平成26年)


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・平久保崎(ひらくぼさき) ⇒ コチラから
・吹通川(ふきどうがわ)のマングローブ ⇒ コチラから
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