宗之増(そうぬまし)


宗之増


宗之増とは、与那原の神屋です。宗之増は、竿之増とも表記されます。昔は測量のことを“竿を入れる”といい、この地にはじめて竿を入れ部落づくりがはじまったということから、“竿ヌ増”と言う名称ができたと沖縄風土記にあります。拝所にはこの集落開拓の祖を祭っています。

町でもらった「観光客がほとんど行かない!?マル秘な町・与那原町」という自虐的な冊子には次のとおり書かれています。
与那原町発祥の門家を祭った神屋。
元々、上与那原に住んでいたが、毎日のように海岸に出て沖を眺めていると、海岸が次第に遠のき、白浜が現れるのを発見し、長い竿を持ってきて白浜の幅を図っていたところ、次第に広がって平地になった。よって、そこに屋を移し、新しい村建てを行ったといわれる。

建物の外壁が現代風なので掃除をしておられたご婦人に聞いたら、現在の建物は、平成12(2000)年に改築されたとか。旧暦の6月15日、稲の収穫の感謝と綱曳の成功を祈って5ヶ所の拝所にお供え、お参りをするそうです。5ヶ所の拝所とは、東名大王(あがりなうふす)宗之増(そうぬまし)阿知利世主(あちりゆうぬし)御殿山(うどぅんやま)親川(うぇーがー) です。

下の写真は、宗之増の内部です。



宗之増内部


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