加良川(からがー)


加良川


現地の案内碑には、次のとおり記されています。

加良川(取り付け道路を含む) 
市指定史跡  指定 1989(平成元)年7月14日
加良川は、大中・桃原・儀保村の接点を流れる川の岸にある共同井戸です。18世紀のはじめごろにつくられた「首里古地図」には、井戸のある岩陰と木立、それに長方形の空地が描かれています。
加良川という名は、『筑陽』尚穆(しょうぼく) 8 年(1759)の条に、「加良川石橋をつくった」としてはじめて現われます。この橋は沖縄戦で失われ、今ではコンクリート製となっています。さらに、カーとして史料に現われるのは、1807年に建立された「宝樋(たからひ)」碑文の中です。
構造を見ると、川岸にある岩の洞穴から流れ出る水をせき止め、その前に右量の水汲み広場が設けられています。加良川橋から広場へ降りる石畳道は幅を広く取り、川沿いには一段高い通路を設け、水汲みに集まる人々が順序よく出入りできるように工夫されています。
指定されている範囲は、カーとともに真嘉比川対岸の首里桃原町2丁目から首里儀保町2丁目の石畳道も含まれています。
那霸市教育委員会

また、ここには、琉球王国時代、首里儀保町で生まれ「執心鐘入」「二童敵討」「銘苅子」などの組踊を創作した玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)の「生誕之地の碑」も立っています。
・玉城朝薫生誕三百年記念碑について詳しくは ⇒ コチラから
・朝薫の墓については ⇒ コチラから



石畳 案内碑
石畳も史跡に指定されている 案内碑


地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 加良川 桃原本通りの桃原信号を北に入り、一本目を右折する。駐車場はない。


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