佐司笠樋川(さしかさひーじゃー)


上から見たところです 石が美しく円形に積み上げられています


この佐司笠樋川は、琉球最後の国王、尚泰の四男、尚順の屋敷だった「松山御殿」(まつやまうどぅん)跡にあり、現存する尚家の敷地内にあります。「拝みをなさる方へ ご自由にお入り下さい」と書かれた案内板がありますので、お断りする必要なく敷地内に入ることができます。

琉球の黄金時代を築いた尚真王の長女、佐司笠按司加那志(さしかさあじかなし)が、フクギの大木にいつも鷺(サギ)が止まるのを見て、掘り当てたという由来のある樋川(ひーじゃー)で、見事な琉球石灰岩の円形の石垣が三段に積み上げられている立派な樋川です。私が今まで見た樋川の中でも、最も美しい形をしているものの一つです。どんな干ばつにも水は枯れずに、周辺の住民を助けたといわれています。いまでも水量が多く、井戸拝み(かーおがみ)に訪れる人が後を絶たないそうです。

松山御殿は明治末期から大正初期にかけて内外の珍しい植物を多く集め、大正13年(1924)より桃原(とうばる)農園として、栽培・研究の場のみならず、人々の憩いの場として広く親しまれていました。御殿は戦争で焼失しましたが、昭和62年(1987)、首里トロピカルガーデン「松山御殿」として一般開園していました。その後、平成11年(1999)に閉園し、現在は、ラ・ファンテというイタリアンレストランになっています。ディナーは3,000円〜、5000円〜ですが、バイキングスタイルのランチは1,500円(平日)でした。2階はバーになっていますが予約制です。なお、ラ・フォンテとは、泉という意味です。

このレストラン(ラ・フォンテ)の西の角を曲がってください この表示があるので、安心して見学できます
邸内に入るとこんな庭になっています この階段を下ります
水が流れ出ています 溜め枡には、きれいな水が
円形に削られた石のフタですが、何に使ったのかな? 庭の奥には世果報御井小がありました
元王家の子孫だけあって、表札も大きく立派な屋敷でした こちらは尚さんのご自宅です。間違って入らないように
佐司笠とも指司笠とも書くそうです ここは、その昔、松山御殿と呼ばれていたところです


◎同じ敷地内にある世果報御井小は、⇒ コチラから

地図はコチラからご覧下さい。⇒ 佐司笠樋川 バス通りの「ライオンズマンション首里桃原」の東の路地から行くことが出来ます。イタリアンレストラン「ラ・フォンテ」とエネオスのGSの間の道から入ると、裏の駐車場の金網の外周に沿って進んでください。儀保交差点から首里に向かう道(安谷川坂−尚寧王の道)にある「玉那覇味噌醤油店」からも行くこともできます。お店の北の道を進み、突き当りを左折、すぐ右折します(道がクランクしてます)。道路を横断して直進です。


  ナビゲーションはトップページにあります。

   TOPページへ

Copyright © 2015 ハイホーの沖縄散歩 
logo