軽便与那原駅舎資料館


旧駅舎の9本の柱
現在も残る旧駅舎の9本の柱


沖縄初の鉄道は、那覇、真玉橋、南風原、与那原などの12の駅を結んで大正3(1914)年に敷かれました。本土で走る汽車より一回り小さい鉄道だったので、軽便 (ケービン) と呼ばれました。その後、同11(1922)年に嘉手納線、同12(1923)年に糸満線が開業しました。しかし、先の大戦で駅舎は戦災に遭い、路線は寸断し運行ができなくなりました。戦後は道路整備が優先され、鉄道施設は破壊されてしまいました。

与那原駅舎は、当時としては珍しいコンクリート駅舎だったため、戦争での破壊にもかろうじて耐え、一番下の写真のようにわずかに形を残していました。そして、その後の復興の中で、建物は補修を重ねて消防署、町役場、農協と形を変え存続していましたが、軽便鉄道の開通100周年を迎えた2014年、その建物は、資料館として現代に復元されたのです。



軽便与那原駅舎資料館 入口の説明版
軽便与那原駅舎資料館 入口の説明版
駅名表示 駅舎内部
駅名表示 駅舎(資料館)内部
終戦時当時の駅舎 等身大の
終戦時当時の駅舎 入口に鎮座する等身大の "おじい"


資料館としての施設は、次のとおりです。

★歴史コーナー★
時代順に並んだ大型パネル写真は、当時の情景や出来事の流れを見ることができ、軽便鉄道の歴史を知ることができます。

★映像コーナー★
特別映像『与那原軽便物語』が見れるます。40分版と短縮17分版、キッズ向け20分版があります。

★資料コーナー★
現存する貴重な出土品や、詳細に再現したジオラマや模型など他、多目的に展示しています。

体験コーナー★
切符に印字したり、スタンプ押したり。駅員体験ができます。

このページは、同館のHP、与那原町のHPなどを参考に作成しました。なお、入口にいる等身大の “おじい" と是非、写真を撮ってください。私は、火曜日の休みを知らずに行ったため、その日は "おじい" もお休みで、“おじい" と一緒の写真が撮れませんでした。外からの写真以外は同資料館のHPからcopyさせていただきました。

◎与那原町立 軽便与那原駅舎展示資料館
料金:町外中学生以上100円
営業:10:00~18:00
休館日:火曜日
駐車場:あり


地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 軽便与那原駅舎資料館  


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