玉泉洞(ぎょくせんどう:南城市)


玉泉洞


南城市にある鍾乳洞です。以前、ここにやって来るたびに施設の名称が違っていましたが、現在は、「おきなわワールド 文化王国・玉泉洞 」というのが正式名のようです。私が団体ツアーできたときは、南部観光には、ひめゆり資料館、摩文仁の丘とともに必ず立ち寄った観光スポットでした。

Wikipediaによると、1967年3月、愛媛大学学術探検部によって発見され、1972年、観光用として公開されました。鍾乳石の数は100万本以上で、洞窟全体の総延長は5キロもありますが、現在、公開されているのは890mで沖縄県最長です。 残りの4キロは研究用として保存されています。

おきなわワールドのHPには、「珊瑚を主成分とした琉球石灰岩でできた玉泉洞は、県外の鍾乳洞にくらべ鍾乳石の成長が早く、3年に1ミリというスピードで成長しています。鍾乳石の成長が早い理由は、沖縄の気候が影響しています。熱帯・亜熱帯地方の気候は多量の雨水をもたらします。また、土中の微生物はあたたかい地域のほうが活発に活動するので、より多くの二酸化炭素を排出します。雨水はその二酸化炭素を取り込んで弱酸性となり、石灰岩を溶かし込んでいきます。最後に雨水は洞窟の空間へと染み出し、水と石灰岩の成分が分離して鍾乳石が形づくられていきます」とあります。3年で1ミリメートルということは、1センチ伸びるのに30年なので、ふつうの鍾乳石の50~70年で1センチに比べると相当早いようです。

鍾乳洞と併設して、王国村、ハブ動物公園があります(いずれも有料、全部見ると2470円、フリーパスを買うと1650円、さらにネットの前売り割引チケットも販売しています)。

私の撮った写真は、とても皆様にお見せできるようなものではないので、上の写真は、おきなわワールドさんのHPからお借りしました。



地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 玉泉洞 


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