チョンチョンガー


ちょんちょんがー


この変わった名前のカーは、真珠道(まだまみち)の途中にある井泉(せいせん)です。首里城から金城町の石畳の終点を過ぎ、金城橋を渡り、識名坂に向かいます。ここから上り坂になり、繁多川公園の手前、左側にあります。

戦前は、周辺住民の生活水や豆腐作り(繁多川の豆腐は有名です)に利用されていましたが、宅地造成により涸れてしまいました。名前の起こりは、皆さんが想像するとおり、ぽちょんぽちょんと水が落ちてくるのでチョンチョンガーというわけです。 現地の案内板には次のとおり記されています。

繁多川字指定文化財
チョンチョンガー
山側の土手からチョンチョンとしたたり落ちる水が溜まってできた井泉であることから、この名が付いたようである。シチナンダビラ(識名坂)の途中にあって、真珠道を往来した人々の喉を潤した井泉であった。チョンチョンガーは「球陽(きゅうよう)」には「真川(まがー)」と記載されている。戦後の宅地造成により井泉は消失した。
所在地:那覇市繁多川4丁目549番地 面積:12u
平成20年3月31日 繁多川自治会





地図をご覧になる方はコチラから ⇒ チョンチョンガー  首里城から金城町の石畳を下り、金城橋を渡った登りの坂道の左側にあります。


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