豊平良顕(とよひら りょうけん)碑


豊平良顕碑 豊平良顕碑全景
碑文 豊平良顕碑入口


本土の方で豊平良顕氏をご存じの方は、マスコミ関係者でなければ、相当の沖縄通の方でしょう。那覇市の大名団地を散歩中、たまたま道標がありましたので、路地を奥まで入って行って見付けました。

同氏は明治37年11月13日生まれです。昭和の時代に活躍した新聞記者で、戦後、沖縄の日刊紙「沖縄タイムス」を創刊しました。その後、副社長、会長を務め、文化財の保護,伝統芸能の振興にも尽くし、平成2年1月27日。85歳で逝去されました。

現地の説明版には、次のとおり記されています(原文のまま)。

豊平良顕氏は、沖縄戦によって散逸した貴重な文化財の収集、復元する運動を展開する一方で、沖縄タイムス新人芸能祭、沖展などを企画し、戦後の沖縄ルネサンスとよばれた芸術文化復興の基礎を築きました。それは戦争によってすさんだ郷土の再建には文化復興が最良の手段との信念によるものでした。
豊平良顕氏が亡くなられて、今年で十年になります。文化、芸能を発展のためにその功績を顕彰すべく、この碑を建立する。
二〇〇〇年(平成十二年)十二月吉日
豊平良顕顕彰会

地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 豊平良顕碑 場所は那覇市大名団地の平良真地(てーらまーじ)に入って、すぐ左に豊平良顕碑の看板があります。狭い路地を入ってゆくと墓地になりますので、一旦右折して、墓と墓の間を左に入ると、一番奥に碑があります。


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