ハイホーの沖縄散歩=那覇地区=
西武門(にしんじょう)から西に向かうと、波上宮の少し手前の右側に天妃宮と天尊廟があります。天妃宮には航海の安全を守る媽祖(まそ:注1)が祀られ、天尊廟は、現世の悪を絶滅させて民衆を救う神が祀られています。ともに道教の神様です。敷地内に入っていくと、左手手前に位置するのが天尊廟地で、右側は媽祖を祭る天妃宮です。他の神様(天尊・関帝・龍王)と同じお堂に入っていますが、元々は独立して今の天妃小学校の場所に上天妃宮、東町郵便局の位置に下天妃宮と二か所ありました。現在のお堂は昭和50年に再建されたものです。 それ以外にも「旧大成殿」「旧明倫堂」「程順則頌徳碑」「蔡温頌徳碑」「旧至聖山門」などがあります。
なお、「天妃」とは媽祖の別名で、14世紀末に沖縄に渡来したビン人(ビンは門構えの中に虫)三十六姓(中国福建省の人々)によって伝えられたようです。当時、天妃宮は王府の重要な施設で、貿易船の航海安全を祈願する場所であり、外交を担当する施設でもありました。渡来した人々だけではなく沖縄の人々も媽祖を崇敬し祈りを捧げたのでそうです。
(注1)媽祖…中国、特に南方・台湾・東南アジア在住の中国人・華人(他国に移民し、その国の国籍を持つ中国系の人々のこと)の間で信仰されている女神様のことです。 実在の人物で航海の女神として神格化され、後に道教の神となって航海のみならずあらゆる事柄での守護神となりました。
地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 天妃宮・天尊廟
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