沖 宮(おきのぐう)





昨年の11月、護国神社と世持神社を訪問したとき、沖宮(おきのぐう)にも行く予定でしたが、次の予定の時間が迫っていたので、パスしてしまいました。今回、田原公園の旧海軍壕に行った帰りに寄りました。この日は、公園内の沖縄セルラースタジアムで、第1回 肉フェスタ in NAHAの開催中で、沖縄県内ので肉料理有名店が多数、出店する"肉食"グルメ・イベントが行われていました。

沖宮の説明は、同宮のHPから引用します。なお、この日は工事期間中で、敷地内はテントや足場で囲まれていましたので、撮影できる場所が限られていました。
琉球八社の一社である沖宮の御祭神は、はじめ霊木が祀られていたといいます。1713年琉球王府発刊の「琉球国由来記」によると、那覇港に光り輝くものがあり、奇瑞奇妙に思われた時の琉球国王が探索させたところ、引き上げられた枯木は尋常ならざる木で、「これぞ蓬莱の霊木なり」と社寺を建て祀ったそうです。以降、那覇港にご鎮座する航海安全の神として、国王を始め広く人民に崇敬されたといいます。

かつては離れ島であった那覇の奧武山には3つの山があり、一番高い南東の山は、「黄金森(くがにむい)」と呼ばれる天燈山で、沖宮が鎮座しており、別名天頭山・天地牛方(うまぬふは)といいました。霊峰山とされ、古くから聖地としてたたえられています。
沖宮の主神である天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ/別名 天照大御神)が上之屋の(泊小学校の北側にある)黄金森に降臨し、後鎮座されている場所が奥武山の天燈山であるとの御神示があり、天燈山に石碑をあげたのが昭和32年3月23日(旧暦)でした。それ以来、旧暦の3月23日に春の例大祭を行っています。
天受久女龍宮王御神は、地上に天下りされた実在神であり、農耕生産の守護神として、養いの神として、また太陽神としてお祭りされているそうです。

《ご参考》奥武山は、現在は、橋や埋め立てにより陸続きになっていますが、その昔、国場川に浮かぶ島でした。琉球王国時代の奥武山は、美しい景勝地で琉球八景のひとつでした。1700年頃から徐々に埋立が進み、戦後は奥武山の西側から埋め立てられて陸続きになり、ほかにも両岸から埋立が進んで1960年代には、だいたい今のようの形になったそうです。





地図をご覧になる方はコチラから ⇒沖宮
奥武山公園の中にあります。駐車場は何ヶ所もあり、沖宮に一番近い駐車場もありますが、初めてだと場所が分からないと思いますので、どの駐車場に車を置いていいので、神社までは歩いてください。なお、正月は初詣客で大混雑しますので、車は避けたほうが無難です。ゆいレールだと奥武山公園駅で降りてください。奥武山は、"おおのやま"と読みます。初めて来たとき "おくぶやま" と読んでいました。


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