久米至聖廟(くめしせいびょう)跡


孔子像


全国各地に孔子廟があります。東京の湯島聖堂のほか、長崎市、足利市、備前市、佐久市などが有名です。ここ那覇市にあるのは、日本最南端の孔子廟です。ここにあるのは、蒋介石から贈られた孔子像が置かれています。

17世紀初頭より久米三十六姓の人々によって儒教の祭典が行われていましたが、尚貞王の時の1676年になって、那覇泉崎の地に建立されました。以来、教育機関の明倫堂とともに戦前までその威容を誇っていました。しかし、昭和20(1945)年の沖縄戦で焼失し、しかも、その後、軍道1号線(現在の国道58号)の拡張工事により敷地が削られたことで、元の地での再建が不可能になりました。

そのため、昭和50(1975)年になり、波上宮に程近い天尊廟跡地に、天尊廟とともに再建され、その後、平成25(2013)年に旧久米郵便局跡地に移されました。



孔子廟跡石碑 孔子像


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