神徳寺(じんとくじ)




神徳寺は、真言宗の寺院です。入口には「八幡神徳寺」と記されているように安里八幡宮の別寺して建立されたもので、通称「八幡寺」とも呼ばれています。山号は高明山といいます。本尊は不動明王。沖縄らしい赤瓦の本堂があり、堂内にはご本尊の不動明王像が祀られています。本土人の感覚からいうと、お寺の屋根が赤瓦というのは珍しいですね。

建てられた時期については、「神徳寺はある時期に建立された」(『琉球国由来記』巻11、密門諸寺縁起、神徳寺、鐘)とあるのみで、建立年代や開山については分かっていません。1713年の調査によると、神徳寺は開山以来、住持の歴代に関する記録が百余年にわたって無かったため、遠きをおって淵源をたずねて踏査したといっても、歴代を知ることはできない有様であったという(『琉球国由来記』巻11、密門諸寺縁起、神徳寺、住持次第)と記されているそうです。

また、言い伝えでは、第一尚氏王統の7代の王・尚徳が喜界島征伐に向かう途中の安里村で、空を飛ぶ鳥を見付け「もし、この度の戦で勝利することができるのなら、この矢であの鳥を打ち落とせ給え」と念じて矢を放つと、見事、鳥に命中した。凱旋の後、尚徳は勝利の証として鳥を撃ち落とした場所に安里権現を祀った。それが、安里八幡宮と神徳寺であるという。 Wikipediaなどネット資料を参考にさせていただきました。





地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 神徳寺 安里1丁目と安里十字路の間にあるサンエーあさと食品館の東の角を北西に。緩やかな登坂を250メートルほど進むと左側にあります。正面に安里八幡宮の鳥居が見えてきますので、その手前です。門を入ったところに駐車できます。


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