金城町の石畳道





16世紀に首里城から那覇湊へ行く道として造られ、真珠道(まだまみち)ともいわれています。これは真珠のように美しい道と言う意味があるそうです。今では戦禍を免れた300mしか残っていませんが、両脇に沖縄の古民家が立ち並び、琉球の歴史を感じることができます。






敷き詰められた平石は琉球石灰岩で、沿道には近世以前の石垣もたくさん残っており、昭和60年8月、日本の道100選のひとつにも選ばれています(Wikipediaより)。私は見たことがありませんが、NHKのドラマ「ちゅらさん」の撮影舞台にもなったそうです。なお、石畳道は歩行者専用ではありません。周辺住民の方の生活道路でもありますので、車の往来もあります。十分にご注意ください。また、私は、この道を今まで3回、歩きましたが、内2回はゴミの収集日だったようで、各家の前にゴミが置いてありました。美観は損なっていますが、人が住んでいるので致し方ありませんね。




金城村屋

周辺には御嶽(うたき)、カー(井戸)などの史跡があり、古い歴史の面影を残しています。上の地図:右は、島添坂(シマシービラ)の石畳茶屋「真珠」の前に建っています。クリックして出てきた画面をもう一度クリックすると大きな画像でご覧になれます。この道を歩くときは、駐車場を探すのが大変ですので、首里城の有料駐車場に止めたままにして歩き、識名坂手前の金城橋で折り返して同じ道を帰ったほうがいいでしょう。帰りに金城村屋(写真:左)を左折すると金城大樋川や仲之川も見ることができます。そのまま直進すると赤マルソウ通りに出ます。右折すれば、往路に来た道に戻れます。

首里城の前の道路(龍潭通り)と石畳南口のある通りを結ぶ車の通行できる南北道路はありません。松川交差点を東進すると、県道82号線の那覇ICより南に出てしまいますので、首里に戻るには大回りをしなければなりません。むやみに車で移動すると骨折り損の何とか…になります。

地図はコチラからご覧下さい。⇒ 首里金城町の石畳道  石畳道の近くに無料駐車場はありません。石畳道と赤マルソウ通りが交差する北東の角の民家の庭が駐車場になっています。1時間300円と書いてありますが、首里城も見学するなら、首里城公園の有料駐車場に止めて、首里城から石畳道に入った方がいいでしょう。首里城公園の駐車場は、HPには1回2時間、320円とありますが、安心してください。2時間以上止めても追加料金は必要ありません(料金は平成27年9月現在)。


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