弁財天堂





「弁財天堂」は航海安全を司る水の女神・弁財天を祀(まつ)っています。建物は当初1502年に朝鮮から贈られた方冊蔵経(ほうさつぞうきょう=高麗版の仏の教えと戒律を説いたもの)を納めるために建立されましたが、1609年の慶長の役(薩摩の琉球侵入)で破壊されてしまいました。1629年に修復、このとき円覚寺にあった弁財天像を安置したので弁財天堂と名付けられましたが沖縄戦で破壊され、その後、昭和43年(1968年)に復元されました(首里城HPなどより)。堂に渡る橋は「天女橋(てんにょばし)」と呼ばれ、中国南部の駝背橋(だはいきょう)の影響を受けているそうです。






弁財天堂が浮ぶ池は円鑑池(えんかんち)といわれ、首里城内の湧水・雨水が集まる仕組みとなっているそうです。ここからあふれた水が隣の池「龍潭(りゅうたん)」へ流れていきます。

地図をご覧になる方はコチラから ⇒弁財天堂 車の方は首里城の駐車場に。ゆいレールの方は、徒歩で龍譚通りを西進して当蔵の信号を左折してください。弁財天堂を、そのまま直進すれば、首里城の久慶門に出ます。


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