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オーシッタイ(名護市)


新聞を読んでいたら、「オーシッタイにもゴミ収取車は来るの?」という記事がありました。記事を読むと沖縄本島で最後に電気と電話が通じた「辺境の地」として知られる、ある集落の通称で、名護市源河(げんか)の奥深き密林のなかにある、とありました。調べてみたら、電気・電話が通じたのは1982(昭和57)年でしたから、沖縄が日本に復帰した10年後のことです。集落内には、電気、通信開通記念碑もあります。今でも水道は、きてないそうです。

早速、場所を調べてみると、名護市の辺野古より北、東海岸沿いの東村(ひがしそん)との境界辺りに、「大湿帯」という集落がありました。ここらしいです。しかし、漢字で書くと「大湿帯」とは、どんな湿地帯かと思ってしまいます。ヒルが出るかハブが出るか。道路地図を見ても、道は林道のように細く、どんな魔物(マジムン)が出るか分からない奥深いところのようです。わざわざ行きたいと思うところでもなさそうなので、すっかり興味を失くしてしまいました。行っても「大失態」だったら、シャレにもなりません…。

しかし、HPを見ると、ハチミツが特産品で、無人販売所で1本1,000円で売っているようです。また、道路わきの100本の梅並木が1月ころに咲くようです。集落全体で10世帯くらい住んでいるとありました。

なお、You tubeを見ると、集落内にはコーヒーと手作りケーキの「シャシ☆クマール」というカフェがあり、民芸品、衣類雑貨も売っているようです。林道は、大型車が来たらすれ違えないほど狭いようですが、もし、行くようなことがあったら写真を掲載します。ご覧になりたい方は、you tubeでご覧ください。私は、まだ、ここには行っておりませんが、地名が珍しいうえ、沖縄本島で最後に電気が灯った辺境の地にある密林ということなので、ご紹介しました。

また、集落内には「藍ばたけ」という藍染め工房があり、期間限定ですが、持参したTシャツやタオルなどの藍染め体験ができるそうです。この琉球藍の生産は、沖縄では、一度は途絶えていたそうですが、30年ほど前に移住者によって復活したのだそうです。興味のある方は、予約してからお出掛けください。詳しくは、HPで検索してください。

なお、冒頭の「オーシッタイにもゴミ収取車は来るの?」の答えは、週に1回、来るそうです。以前は、月に1回だったそうですから、各家庭では、ごみを減らす必要に迫られ、生ごみはコンポストして畑の養分にしたと、オーシッタイ育ちのハチミツ販売の方が、答えておられます。


Google地図をご覧になる方はコチラから ⇒ オーシッタイ 沖縄自動車道、許田ICから名護東道路経由で国道58号線から県道14号線に入る。ルート検索すると、許田ICから1時間くらいかかります。道路地図を見ると国道331号線からでも行けるようです。


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