万座毛(まんざもう:恩納村)



恩納村にある本島西海岸の観光名所です。沖縄観光の団体ツアーの多くが立ち寄ります。私も団体ツアーで沖縄に行ったときは、琉球村に立ち寄った後、いつも、ここで記念写真と散策をしました。

東シナ海に面した隆起サンゴ礁の絶壁で、芝の台地が広がっています。岬の突端に象の鼻に似た岩があり、写真で見ても一目で万座毛であることが分かります。崖の上は遊歩道になっています。ゆっくり歩いても30分くらいです。万座毛の先端に立つと沖縄ブルーの海が広がり、打ち寄せる波が岩に砕け散ります。

万座毛の名前の由来は、琉球国王時代に尚敬王が国頭巡視の途中に恩納を訪れたとき、王がこの地の絶景を「万人を座らせるに足りる」と称賛したことから、万座毛と呼ばれるようになったといわれています。 「毛」とは広場とか野原のことを意味します。首里城にも首里駅から向かうと途中、上の毛(いーぬもう)公園を通ります。

ここは、沖縄では自殺の名所としても知られています。HP「沖縄心霊スポット」には、戦時中に米兵からの攻撃から逃れるために集団で自決を図ったともいわれており、さらに深夜になると、軍隊の行列が迫ってくると書かれています。2005年には、連続不審死事件で、本土からの観光旅行を装った保険金殺人が行われたところでもあります。


万座毛

象の鼻のように見える万座毛と芝生台地

地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 万座毛


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