浦西中学前のおもろの碑


おもろの碑


「おもろ」とは神に捧げる歌、神への言葉と言われています。いつ頃から謡われてきたかははっきりわかっていませんが、村祭りや琉球王府の祭りなどで謡われてきたそうです。土地のこと、領主や歴史上の人物を讃えたもの、五穀豊穣や航海安全を祈ったものなどいろんな歌があります。浦添市には9つの歌碑が建てられています。

ここ浦西中学校前のおもろの碑には、「名高い按司様が 浦添に居給えば 太陽が誇り給う 有名な按司様が 世の頂に居給えば」と彫られています。「うらそえナビ」によれば、意味は次のとおりです。

すぐれた按司様が浦添には居るので、太陽(神)もご満足であらせられる、との意味になります。このようなすぐれた指導者を持つ土地が浦添で、浦添の地は祝福されている、との気持ちが込められています。世の頂(つぢ)は浦添城の中にあった聖域で、転じて浦添の美称となった言葉です。 字西原・字当山からもながめることのできる浦添城は、城(グスク)であると同時に、古人が深い思いを託した聖地でもあったのでしょう。



地図をご覧になる方はコチラから ⇒浦西中学前の「おもろの碑」 学校の正門前にあります。


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