御待毛(うまちもう)




琉球王国時代には、仲間村を通る二つの大きな公道がありました。一つは首里から牧港・読谷へと続く「中頭方西海道」で、もう一つは「中頭方西海道」から枝分かれして当山の石畳道を通り宜野湾の普天満宮へと至る道です。この辺り(下の写真:左)はちょうど二つの道の分岐点にあたり、首里と地方を往来する国王や役人を仲間村の人々が出迎える場所であったことから、御待毛(うまちもう)と呼ばれていました。なお、「毛(もう)」は沖縄の方言で「広場」や「原っぱ」という意味です。首里城の正殿の東側にも上の毛(いーぬもう)と呼ばれる広場があり、公園になっています。首里〜浦添を見渡せる景色の良い城壁沿いの遊歩道ですので、ゆいレール首里駅から首里城に行くには、この公園を通って行くのがおすすめです。

なお、恩納村真栄田の「国頭方西街道」にも、同じ御待毛と呼ばれる史跡がありますが、このページでご紹介しているのは、浦添市仲間の御待毛です。





地図をご覧になる方はコチラから ⇒御待毛 御待毛専用の駐車場はありません。車を置くスペースもありませんが、御待毛に行くだけなら、一番近い駐車場は、アパート・サンフラワーМ近くの浦添墓地公園の駐車場があります。初めて方は分かりくいので、「浦添運動公園」か浦添グスク・ようどれ館の駐車場に車を置いて、他の史跡も見ながら歩きましょう。


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