ノロガー(浦添市)




浦添運動公園の近くにあるカー(井泉)です。ノロガー、あるいはヌルガーとも言います。「湧き水ファン倶楽部」代表のぐしともこさんによると、沖縄県内には1,236(注1)の湧き水があり、浦添市には34あるそうですが、ここもその一つです。県道153号線(昔の中頭方西海道)から浦添運動公園に向かう民家の間にあります。なお、ノロガーと名のつく史跡は浦添市だけでなく、県内各地にあります。

(注1)そのうち4割は枯れており、現在は水は出ていないそうです。なお、県内で一番湧き水が多いのは南城市で408ヵ所。次いでうるま市の259ヵ所、那覇市175ヵ所です。

現地の案内碑には、次のとおり記されています。全ての漢字に振り仮名がついていますが、読みにくいので一部を除いて省略します。

ノロガー
沖縄では井戸や湧泉のことを「カー」と呼び、生活用水に利用されたほか、信仰対象となったものも多くありました。仲間村(なかまムラ)のノロガーもそのひとつで、現在も人々に拝まれています。
「ノロ(ヌル)」とは祭祀を司った神女のことで、ノロが使用した井戸をノロガーと呼びました。仲間村のノロガーは、浦添ノロが村の祭祀のときに身を清めるのに使用されました。





地図をご覧になる方はコチラから ⇒ノロガー ノロガーは住宅街にありますので駐車場はありません。「浦添運動公園」の駐車場に車を置いて歩きます。県道153号線から入ると見逃してしまいます。運動公園からの方が分かりやすいです。


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