根殿内(にーどぅんち)


根殿内


仲間(なかま)集落の草分けの家です。ムラの創始者の家を指す「根屋(にーやー)」という言葉に、尊称の「殿内(どぅんち)」が ついたものです。

現地の案内碑には次のとおり記されています。
根殿内(にーどぅんち)
仲間村(なかまむら)の草分けの家『根殿内(にーどぅんち)』がここである。浦添の歴史の中心は仲間村であったとも伝わっており、根屋(にーやー)も仲間では殿内(どぅんち)という言葉で敬称され『根殿内』と呼ばれた。初拝(はちうが)み・御願解き(うがんぶとぅち)・五月・六月のウマチーに拝まれ、与那覇門中(よなはむんちゅう)によって維持、継承されている。

御願解き(うがんぶとぅち)とは、旧暦の12月24日に行われ、一年間に叶えられた願い事を屋敷の神々に感謝し、一方で不幸や災いが解かれることを願う行事のことです。 。門中(むんちゅう)とは、一族、一門のことで、共通の始祖をもつ男性(父系血縁)の集まりをいいます。他家から嫁いできた嫁は含まれません。15世紀の琉球の中山国・按司(あじ:首長)の護佐丸を始祖とする「門中」は、沖縄最大の門中で5万人とも10万人といわれているそうです。 沖縄県の人口が145万人ですから沖縄県人の14.5人〜29人に一人は護佐丸一門?。



根殿内 根殿内


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