仲西公民館前の「おもろの碑」


仲西おもろの碑 説明碑


浦添市仲西は「仲西の獅子舞」で知られているところです。仲西獅子舞は400年以上前から伝わる伝統行事でしたが、戦争によって一時は途絶えました。しかし、地元の人たちによって復活を遂げ、今では仲西獅子舞保存会が大切に継承されています。浦添市の無形民俗文化財にも指定されています。

さて、「おもろ」とは神にささげる歌だと考えられています。 琉球王府は1531年から1623年にかけて「おもろ」を記録し、『おもろさうし』にまとめました。 昭和から平成にかけて、浦添に関わりのある「おもろの碑」をゆかりある土地に建てました。 この碑は、仲西公民館前に建っています。

仲西公民館前の「おもろの碑」
大いなる にくげ按司様
 美しく誇らん
 良かる にくげ按司様
 仲西のすぐれた真人よ
 朝凪れに 夕凪れに
 鈴富は 鈴富は
 伊那武を渡って 自謝嘉を渡って

【解説】 仲西の優れた真人(まひと)と尊称される人物(にくげ按司)が、朝に夕に、鈴富(すずとみ)という名の船をあやつって、干瀬(りーふ)の多い難所を巧みに航海する情景をほめたたえたオモロ。伊那武・自謝嘉は那覇港の北西にある干瀬のことであろう。仲西の名が登場する数少ないオモロのひとつである(うらそえナビより)。



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