倉敷ダム(沖縄市)


倉敷ダム


倉敷ダムは、本島中部の沖縄市にあるダムです(上の写真は県のHPから)。倉敷の名は、旧集落の地名から名づけられました。倉敷ダムは多目的ダムとして、洪水調節、流水の正常な機能の維持、上水道用水の開発の3つの働きがあります。

比謝川(ひじゃがわ)水系の与那原川に1982年度より建設に着手し、総事業費490億円を投入して2016年3月に完成しました。緩やかな丘陵地帯を流れる比謝川は、与那原川、長田川と合流し、東シナ海へと続く流域49.7km2幹線流路延長14.4kmの本島最大の流域面積を持つ2級河川です。

ダム湖である倉敷湖は財団法人ダム水源地環境整備センターが選定するダム湖百選に選ばれました。県の資料を、そのまま引用すると、倉敷ダムの環境は、亜熱帯植物の木陰に小鳥がさえずり、清流の水辺にはトンボが飛び交い、カニやハゼなどの小さな動物たちが遊ぶ水辺で囲われています。豊かな清流を湛える倉敷ダムは、水と戯れ、遊び、自然学習する空間として、資料館や多目的広場を備えています。管理庁舎や取水塔、バルブ室などの建物には沖縄の赤瓦を葺き、外壁は琉球石灰岩風に仕上げるなど、沖縄の風土を考慮した伝統的な建築の様式を取り入れた、景観設計がなされています。

ダム周辺には、次のような施設があります。カタカナは、島言葉です。
クムイナガミドゥクル(半島湖畔の広場)、ヤンバルムイ(やんばるの川)、ティ〜ダムイ(太陽の丘)、 ナカユクイバル(自然ふれあい広場)、アシビバル(本ダム下流広場)、アガリクブン(脇ダム下流)、 サージタンク前広場などですが、特に展望タワーは、高さ41.5mあり、高さ36メートルの展望室は一般に無料公開されており、元々高い位置にある展望室は標高109mありますので、沖縄本島の中部一帯が見渡せますとありましたが、入り口が施錠されており、中に入ることができませんでした。また、ダム湖周辺を歩いていると、どこからか異臭がしました。ダム湖の水から臭うのか、周辺の養豚施設からなのか、分かりませんでした。



倉敷ダム
ダム湖と展望塔
倉敷ダム
ダムの上からバリアフリーのアシビバル

地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 倉敷ダム ここに行く道は、たくさんあります。沖縄南ICから沖縄嘉手納線経由で入る方法。国道329号線から入る方法は、沖縄北ICを出てすぐの道もあれば、東南植物楽園経由でも行けます。美池自動車学校南の信号からも行けます。


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