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喜舎場のウフカーと洗濯ガー(北中城村)



喜舎場のウフカー


本島中部の北中城村(きたなかぐすくそん)にあるカー(井戸、湧水などの意)です。村役場の北方向にあります。喜舎場は『きしゃば』と読みます。名前の由来は、村の創建者、喜舎場公(きしゃばこう)の名にちなむものだそうです。カーの東北方向にある喜舎場公園には、喜舎場公の墓もあります。

ウフカーは、大きな井戸という意味で、その名の通り、村では一番大きな井戸です。飲料水など生活のための水です。水量が豊富で日照りが続いても枯れることがなかったそうです。明治時代、各家庭に井戸が少なく、女性が桶を頭にのせて水汲みをしていました。現在は上水道が完備されましたので、生活用水としては使われなくなりました。

このほか、隣接する洗濯ガーは、その名の通り洗濯するときに使います。正式名はカーグヮーです。また、カーグムイは、農作業の後に、手足を洗うのに使われたと説明にありました。


地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 喜舎場のウフカー  住宅地の中にあります。専用の駐車場はありませんので、公民館に停めさせていただきました。
このカーの住所表示は、村の観光協会のHPによると、沖縄県北中城村喜舎場80


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