伊計島(いけいじま:うるま市)


伊計島のビーチ


伊計島は、本島中部の東海岸、海中道路の一番先にある島です。昔は離島でしたが、今では橋でつながっていますので、伊計島へは、勝連半島から平安座(へんざ)島を通り、そして宮城島と二つの島を経由します。そして、一番先の突き当りの島が伊計島です。この島は昔、沖縄の呼び方で「イチハナリ」と呼ばれていました。ハナリとは離れ島という意味ですから、一番離れた島という意味があるようです。本島に一番近い平安座島は、ただのハナリ、そのお隣の宮城島はタカハナリです。高さのある離れ島という意味で、実際に宮城島は、この三つの島では標高が高いです。

島にある伊計ビーチと大泊(おおどまり)ビーチは、ともに駐車料(入浜料)はいずれも有料ですが、シャワーやトイレも完備しています。コインロッカーは、伊計ビーチはあります(有料)が、大泊ビーチにはありません。ただし、大泊ビーチは、ペット同伴OKですが、伊計ビーチは禁止です。ともにきれいな海なので、意識して比べたことはありませんが、HP「沖縄ラボ」によると、大泊ビーチの方が透明度は高いとありました。

ただし、あまり深くは触れませんが、大泊ビーチは二つの業者(手前の駐車場と奥の駐車場)が駐車場とトイレの問題で係争をしており、利用した人の話だと、入浜料が片方は一台500円の駐車場代だけに対し、片方は大人一人500円、子供一人300円請求されたとあります。また、片方のビーチは、テントやパラソルを自分の物を使っても持ち込み料を取るそうです。沖縄県民の方でも初めての方や、遠来の観光の方は、よく事前に調べてからお越しください。

伊計島の突き当りにはリゾートアイランド伊計島というホテルがあります。一度、不人気で店じまいをしましたが、2017年に温泉を掘り当て復活しました。ホテルに泊まらなくても一人1200円で温泉入浴できます。ホテルのエントランス前右前ある足湯だけなら無料です(2020/7現在)。また、敷地内には、ゴーカート、ローラースケート、テニスコート、動物ふれあいコーナーなどがあります。そして、ホテルから更に奥へ歩くとホテル専用のプライベートビーチがあります。少し距離がありますが、ここなら駐車料金や用具の持ち込み料の必要はありません。

私は温泉を掘り当てる前に、このホテルに泊まったことがあったので、温泉が出てから電話で宿泊の問い合わせをしました。温泉に入る場合は、宿泊者でも1回につき1000円必要。温泉料金込みの部屋に泊まっても2回目〜は有料だそうです。温泉付きのホテルに泊まって入浴料を支払うのは理解に苦しみます。沖縄でも温泉が出るホテルは多くなりましたが、宿泊者から入浴料金を取るのは聞いたことがないですよと申し上げました。そのことを指摘したからか、どうかは分かりませんが、その後、温泉入り放題プランもできたようです。



伊計島のホテル ビーチのもめごと
リゾートアイランド伊計島 大泊ビーチの看板



地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 伊計島(いけいじま) うるま市の勝連半島から海中道路に入り、平安座島から宮城島に入り、突き当りの島が伊計島。リゾートアイランド伊計島、コテージ伊計島海の唄、ハナリビラなど、小さな島にしてはホテルがたくさんあります。


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