下は勝連城の全体図、うるま市のHPからお借りした
勝連城内にある井戸です。三の曲輪(三郭)への登り口の左側にあります。石が積んである井戸で、のぞくと水はほとんどありませんでした。斜面に沿って斜に組まれた石積みと、石積みの内側から木が生えているという変わった外観です。
結びの井戸「夫婦ガー (ミートゥガー)」といわれており、城内から出られない男女の逢瀬の場であったそうで、そこで恋をしたという言い伝えが残り、ここで恋愛が成就すると、その愛は永遠だそうです。ただし、ここで争いをすると、将来、別れることになったり、失恋すると男女のどちらかが命を落とすとか…という恐ろしい言い伝えもあります。「永遠の愛を手に入れるのか、それとも命を落とすのか」、どちらを選択するのか、それはあなた次第かも(どこかで聞いたことのあるフレーズでした)。
夫婦ガーと呼ばれる井戸は、沖縄各地にあり、ここ勝連城をはじめ、北中城村、中城グスク、恩納村、宮古島などにもあります。二つ並んでいる井戸に、その名で呼ばれることが多いようです。勝連城のような言い伝えがあるかどうかは分かりません。
地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 勝連城の夫婦ガー 勝連城を見学するには、2022年1月4日から入場料金が必要となりました。料金は、併設された「あまわりパーク」の入場と合わせ大人600円、中学生以下400円(20名以上の団体は、ともに2割引き)です。未就学児と うるま市内在住の小中学生は無料です。
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