仲間火ヌ神(なかまひぬかん)


仲間火ヌ神


「火ヌ神」は文字通り「火の神様」のことです。沖縄の家庭の台所には「火ヌ神」が祀られていますが、ムラにも「火ヌ神」が祀られています。「仲間火ヌ神」は「地頭火ヌ神」と言われているそうですが、地頭は琉球王国時代に間切や村を領地にした士族で、その就任や退任のときに拝んだのが地頭火ヌ神です。詳しくは、次の由緒書きをお読みください。

浦添市指定文化財 史跡 仲間火ヌ神(ひぬかん)(仲間の拝所群)
沖縄の火ヌ神には、各家庭で祀(まつ)る火ヌ神のほかに、ムラの火ヌ神があります。この石の祠(ほこら)は、近世の仲間村の「地頭(じとう)火ヌ神」といわれています。地頭は琉球王国時代に間切(まぎり)や村(今の字(あざ))を領地にした士族で、その就任や選任の時におがんだのが地頭火ヌ神です。また、王府の公的祭祀として、浦添ノロ(神女)がとりおこなう稲二祭(ウマチー)などでも、他の拝所とともに地頭火ヌ神がおがまれたようです。
現在は、旧暦五月・六月の稲二祭や十二月の御願解き(うがんぶとぅち)などの年中行事に、仲間自治会の代表者数人で、ムラ拝みをおこなっています。
以前より敷地はせまくなりましたが、祠(ほこら)の石組みなどは戦前の姿をとどめています。
平成14年3月1日指定
浦添市教育委員会


地図 火ヌ神入口
この形の道標を見つけると場所が分かります この狭い通路を入っていくと火ヌ神が祀られています
火ヌ神石柱 火ヌ神説明文


地図をご覧になる方はコチラから ⇒仲間集落ルート  浦添市商工産業課の「城下まちを歩く仲間集落ぶらりルート」のサイトです。このサイトの一番下に地図があります。地図を拡大してご覧下さい。

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