呉屋(ごや)のモー


呉屋(ごや)もーの「もー」は、漢字で書くと「毛」です。「毛」とは「野」の当て字で原野や広場の意味です。首里駅から首里城に行くとき「上の毛(いーぬもー)公園」を通って行くことができますが、上の毛公園とは首里城正殿の東側にある広場のことをいいます。ここには、呉屋(ごや)の石獅子、呉屋の殿、ナカヌタキ、グスクヌチヂ、津花波の殿などの史跡がありますので ご紹介しましょう。説明はHP「みんなの西原町」を参照しました。



呉屋の石獅子

《呉屋(ごや)の石獅子》

呉屋モーの麓にあるサンゴ石灰岩で造られた獅子像。ほぼ運玉森を向くように置かれていることから運玉森のヒーゲーシ(火返しのことで、悪鬼・悪霊など邪悪なものに対抗するためのもの)といわれており、呉屋の集落を火事から守る力があるとされています。

   
呉屋の殿

《呉屋の殿(とぅん)》

呉屋モーの中腹にある拝所。殿の右側には6個の火ヌ神が祀られています。「とぅん」とは、神を招き祭事を行なう場所のことをいいます

   
ナカヌタキ

《ナカヌタキ》

呉屋の殿のちかくにある拝所。サンゴ石灰岩の香炉が置かれています(この写真のみ、HP「みんなの西原町」からお借りしました)。

 
グスクヌチヂ

《グスクヌチヂ》

呉屋モーの山頂にあり、呉屋集落発祥の地といわれています。18世紀の史料には「神名マネヅカサノ御イベ」と記されています。

 
津花波の殿

《津花波の殿(つはなはのとぅん)》

呉屋モーの中にある拝所。中には「ウコーロ」と呼ばれる石が置かれており、仏の変わりだといわれていますが実際は不明です。

 


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