アトゥガー




浦添運動公園の外周遊歩道にあるカー(井泉)です。「湧き水ファン倶楽部」代表のぐしともこさんによると、沖縄県内には1,236の湧き水があるそうですが、ここもその一つです。県道153号線(昔の中頭方西海道)に繋がる階段の下にあり、浦添市民球場が見下ろせます。

現地の案内碑には、次のとおり記されています。全ての漢字に振り仮名がついていますが、読みにくいので省略します。
アトゥガー
沖縄では井戸や湧泉を「カー」と呼びます。戦後、水道が普及すると利用されなくなりましたが、今でも各地でみることができます。アトゥガーの水は、周辺に住む人々の飲み水や生活用水に利用されました。雨が降るとすぐに溢れるほど浅く、普段は柄杓で水をすくっていたそうです。
また、この辺りはアトゥモーと呼ばれ、船の往来もよく見える見晴らしの良い場所でした。近代になると、紡績工場で働くため、船で本土へ向かった地元の人々を、婦人たちが太鼓をたたき、歌いながら見送ったそうです。





地図をご覧になる方はコチラから ⇒アトゥガー アトゥガー専用の駐車場はありませんので、「浦添運動公園」の駐車場に車を置いて歩きます。


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