赤皿(あかざら)ガー


赤皿ガー


浦添市安波茶(あはちゃ)と経塚(きょうづか)の間を流れる小湾(こわん)川の畔にある古い湧き水です。安波茶橋のすぐ下流にあり、浦添市の史跡紹介によれば、自然の岩の下から今もきれいな水が湧いているそうです。

琉球王朝時代、浦添出身の尚寧(しょうねい)王が首里に向かう途中、または、首里から普天間宮にお参りに行く途中に、ここに立ち寄って水を飲んだそうです。その際に桐で作られた朱塗りの椀で水を飲んだことから、このカーに「赤皿(あかざら)ガー」の名前が付いたと伝わっています。

他の多くのガーに見られるような石積みはありません。自然の姿のまま残っています。以前は、多くの水量があり、戦後は、地元の方々も、洗濯に訪れた場所だったそうです。 現在、橋から降りる道が格子フェンスで閉じられており、橋の上から眺めるだけで、近くまで行くことができません。ですから、水質の良否、水量の有無は確認できませんでした。写真は安波茶橋の上から撮影しました。


地図をご覧になる方はコチラから ⇒ 赤皿ガー 専用の駐車場はありません。少し離れていますが、市役所の駐車場に止めさせていただき、西に向かいます。安波茶交差点から南へ歩くと浦添歯科クリニックがあり、その隣のAhacya Hillsの南に小径があり、階段を下りると石畳の道に出ます。そして安波茶橋に出ます。ガーに下りる道はフェンスで閉じられていますので、目の前まで行くことはできません。

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